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高偏差値高校生の大学受験は国際化する!

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灘の東大理3進学者数は2013年27人、2019年 21人そして2021年は12人へと激減したそうだ。国内全体で成績優秀層が医学部から情報系学部に流れているようである。高偏差値の高校生の大学受験の”主戦場”が国内大学医学部から情報系に強い国内の大学に変わりつつあるのだ。

 

最終的には高偏差値の高校生は誰も彼もが情報系に強いアメリカのトップ大学を目指すという潮流に変わらざるを得ない。何故なら国内の大学の情報系の教育の質はアメリカと比較するとかなり劣っているからである。ほぼ全員がアメリカのトップ大学を目指すようになる時期は2025年〜2030年だろう。

 

Times Higher EducationのComputer Sceinceの世界ランキングで100位以内に入っている日本の大学は東大 42位、京大 82位の2校だけだ。後に続く阪大は251~300位に過ぎないし早稲田は301~400位、慶應は401~500位で、とても世界トップとは言えない。国内には成績優秀な人が志望先とすべきところは東大京大しか存在しない。

 

一方、Computer Scienceで世界ランキング上位のアメリカの大学は、2位Stanford、4位MIT、6位Carnegie Mellon、8位Harvard、9位Princeton、10位Caltech、14位Cornell、16位Georgia Institute of Tech、21位Columbia、22位 U of Michiganなど多数ある。

 

かくして、高偏差値の高校生は世界ランキング上位のアメリカの大学を志望せざるを得なくなる。

 

それに伴い2つのことが起きる。TOEFL iBT100が取れない高校生は競争から脱落する。さらに、その受験競争に参加できるのは「年額700万円以上の学費を完全自己負担できる「高所得層の家庭の高校生」だけだ。それ以外の高校生はどれほど優秀でも参加できない。なんとか奨学金が見つからないだろうかと右往左往するのは時間の無駄なのだ。
 

 

情報系を志望する高偏差値の高校生はTOEFL iBT100を高校2年生の3学期までに取ってしまうことが必要だしSATは遅くとも高校3年の6月までに高得点を取っておくのが望ましい。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 


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